Resilireのロゴの由来とデザインができるまでの過程
Resilireのロゴの由来とデザインができるまでの過程

Resilireのロゴの由来とデザインができるまでの過程

こんにちは!Resilire代表の津田です。

初めてのResilire logの執筆、緊張しております。

頑張りたいと思います。

今回は、Resilireのロゴデザインがどのようにできたのか、どのような想いを込められているのかをお話しできればと思います。

ロゴについて

まずResilireのロゴについて。

こちらです。

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波を象徴しているかのようなロゴが特徴的です。

ロゴの由来(=社名の由来)

ロゴの由来は社名の由来そのものなので、社名の由来から話させて頂きます。

Resilireは、「レジリエンス」という言葉から来ています。

レジリエンスの語源にあたるラテン語が「resilire」なので、そのまま社名になっています。

レジリエンスは、「回復力」「弾力(しなやかさ)」を意味する言葉で、困難な問題、危機的な状況、ストレスといった要素に遭遇しても、すぐに立ち直ることができる力といった意味合いを持っています。

Resilireという社名は、コロナが発生した直後のタイミングで命名されています。

社会の変化が激しくなっていくことに加え、パンデミックや自然災害、地政学リスク等、環境の変化も高まっていく中、環境や変化に順応し、生き延びていく力が今後強く求められるだろうと考え、人類がその力が持てるように支援していきたいという自分の意志を投影しています。

Resilireのロゴには、その自分の考えや意志が伝わるようにしたいと思っていました。

ロゴができるまでのプロセス

ロゴを考える上で重要なポイントはレジリエンスの持つ意味そのもので、Resilireのサービスのコンセプトにも合わせて、「リスク発生後の被害のボラティリティを小さくする」というイメージを想起できるロゴにしようと考えました。

何人かのデザイナーに外注でそういったイメージを伝えつつ案を出して頂きましたが、自分のイメージの伝え方が悪く、結局どのロゴも納得いかず、シード期のスタートアップでロゴにお金もかけられないので、自分で作ることにしました。凝り性だが顧客価値に紐づかないものに対するコストはシビアになる自分の性格が出てしまいました。(勿論アイデア出しのコストはお支払いしました)

自分で作ると決めてから、一瞬でロゴができました。

必要な要素は「ある量(リスクによる被害)が時間と共に減少し、0に収束する」という要素で、それを満たせる関数がありそうと思いました。

そう、何を隠そう、Resilireのロゴは減衰曲線そのものなのです。

ロゴのデザイン経験が一度もなかったので、要素として類推するものを見つけようという中で、この関数を見つけました。

ロゴの原型となったものはこちらです。

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計算式:𝑓(𝑥)=𝑒−𝑥𝑠𝑖𝑛(2𝜋𝑥)f(x)=e−xsin(2πx)

単純に目で見てなんとなく美しいと感じるグラフになる係数を入れました。

あとはここに色を入れて完成。

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社名に込めた想いがうまく伝わるものになった! …と個人的には思っています。笑

このロゴに込めた想い「環境や変化に順応し、生き延びていく力」を社会に提供できるよう頑張っていきます。

以上。

デザイナー津田でした!